五十肩になって1年以上が経ちました。
毎月、月初めには「今月で五十肩を卒業するぞ!」と誓うものの、叶わず。
来月こそは!来月こそは!と、思い続けていました。
今の病院でリハビリと投薬、
そして、
痛~い関節注射の治療をしていただくようになってから、痛みがずいぶん楽になったんですよね。
もちろん、毎日のお風呂でのストレッチも欠かしませんでしたよ。
そんな中、迎えた20回目の注射の日の出来事をお話しますね。
冬の間に気を付けて、実践していたこと『3つ』と『おまけ』。
寒い時期には、五十肩が悪化すると聞いていました。
やっと日常生活に支障のない程度の痛みにまで回復したのに、悪化して治療が長引くということは避けたいんですよね。
気を付けていたことは、次の3つです。
- 毎日ストレッチ
- 寝るとき、肩にカイロ
- 寝るとき、首にタオル
1つずつお話ししていきますね。
毎日ストレッチ
毎日のストレッチと言っても、負担になるほどのストレッチはしていませんでした。
私は、お風呂でストレッチしていましたよ。
湯船につかって、よ~く温まってから腕を上げ、ちょっと痛いところで我慢して『30』数えます。
冷えた体を湯船で温めてから、ゆ~っくり30まで数えるだけです。
横から上げるストレッチは、寝る前の布団の中でしていました。
横向きに寝て、腕を横から上げていきます。
肩を過ぎたあたりから重力が腕を下げていくので、肩が痛い時には反対の手で支えていました。
ストレッチを繰り返していると、だんだんと支えは必要なくなってくるんですが、支えが必要なくなるまでは何日もかかりましたよ。
寝るとき、肩にカイロ
寝るときに肩に貼るカイロは、普通サイズの『貼るカイロ』です。
最初はパジャマの上からカイロを貼っていましたが、最近ではパジャマの裏側に貼って寝るようにしていました。
パジャマの下のTシャツ(下着)にカイロを貼って寝ると低温やけどになってしまいそうですよね。
パジャマの裏側なら布団から肩が出ていてもカイロが冷たくなることもないし、Tシャツに貼るときほど肌に密着しないんじゃないかなぁ~と思っています。
それでも睡眠中は、同じ場所にカイロが長時間当たって低温やけどになる可能性があるので、十分に気を付けてくださいね。
寝るとき、首にタオル
首にタオルを巻いて寝るのは、「寝汗で肩を冷やさないため」なんだそうです。
以前通っていた整体院で教えていただきました。
五十肩でも「肩を冷やさないように」と言われるので、首にタオルを巻いて寝ると良いんじゃないかなぁ~と考えました。
首にタオルを巻いて寝て、徹底的に肩回りを冷やさない方向でガンバリました。
もちろん昼間も、マフラーやタートルネックの服などで首を冷やさないようにしていましたよ。
おまけ:『開く』動きも痛かった!
ふとしたキッカケで…
『小さく前ならえ』から、手のひらを上に向けて肘を体につけたまま腕を広げる動きが、五十肩の方の腕だけできないと気づきました。
腕を上げる動作が痛いだけじゃなかったわぁ~。
こんな動き、普段しないから気付かなかった!
腕の『外旋』という動きのようです(汗
この腕を広げる動きもストレッチになるかもと思って、お風呂でストレッチするようにしていました。
看護師さんとの会話がきっかけで、卒業することに…
腕は上がるものの、肩の痛みは残っていた19回目の注射までとは違って、20回目の注射の時には肩の痛みもほぼ無い状態でした。
最近、調子はどうですか?
痛みもなくて、動きも良いので、そろそろ卒業かなぁ~って、勝手に思っているんですよ~(笑
この会話、隣の診察室の先生に聞こえているって、いつも忘れちゃうんですよね(汗
ほう、どんな感じですか?
腕を動かしてみてください。
実はこの日は調子のいい日だったようで、上にも横にも後ろにも、痛みなくスムーズに上げることができたんです。
良いですね。
じゃあ、注射は今日で卒業にしますか。
まだ寒いので、薬とリハビリは今のペースで続けていきましょう。
もうしばらく先だと思っていた卒業が、急に叶いました(笑
注射だけ、ですけどね。
もっと感慨深い気持ちになるのかと思っていましたが、なんだか後ろ髪を引かれるような卒業となりました。
この頃また寒くなってきて、ちょっと痛みが出て来ているので、毎日のストレッチをしっかりしなきゃいけませんね。
暖かくなって、投薬とリハビリからも卒業できたら、きっとその時には晴れ晴れしい気持ちで『卒業』を迎えられることでしょう(笑
追記:勝手に卒業(汗
注射から卒業して気が緩んだのか、忙しさにかまけてリハビリに行けないことが続きました。
薬がなくなったから、仕方なくリハビリに行くようになっていました。
治療としては、『リハビリをしていないのに薬を処方する』のは良くないようで、先生に怒られてしまいました。
リハビリに来れないんだったら、薬もやめますか?
「はい。そうします。」ってことで、半ば強引に卒業しました。
痛みが出たら、また来てください。
「また来てください。」って言われたけど、こんなワガママな患者は、なんだか行きにくいですよね。
だから、五十肩がまだ治りきっていないあなたは、先生から「もう来なくていいですよ。」と言われるまで、きちんと治療されることをオススメします。
先生も『人』ですものね。