せいせいした気分で清々しい年休を過ごし、転職活動をしている夫の退職日が近づいてきました。
ある日夫から…
「パート先で、厚生年金に加入できる働き方をしないの?」と聞かれました。
だらに:「厚生年金には加入できないって、面接の時に言われたから無理だと思うよ。出来たとしても、私の体力が無理。」
夫:「そうかぁ~。転職先の選択肢が増えると思ったんだけどなぁ~。」
夫の再就職の選択肢が増やせる働き方ができるとよかったのですが、扶養内で働くつもりでパート先を決めていたので、私が厚生年金に加入することはできませんでした。
私も厚生年金に加入していれば、年金の受給額が増えるというメリットがあるんですけどね。
今日は、退職日の1か月前『退職届』を出す頃からを振り返ってみたいと思います。
その頃、健康保険の任意継続などの大事な事務手続きがあったんですよね。
どうぞ、最後までお付き合いくださいね。
退職届を提出 ~退職時のいろんな手続き~
退職日の1か月前、夫が退職届を提出する日がやってきました。
久しぶりの出社。
なんだか不思議な気分でしたよ。
『給与天引き』されていた、生命保険料の引き落とし先の変更。
就職すると『職場に保険のおばちゃんが来て、生命保険を勧められて加入する』のは、入社時あるあるですよね。
夫もそんな流れで加入した、給与天引きの生命保険に加入しています。
退職すると給与天引きで保険料を払うことができなくなるので、保険会社から書類を取り寄せて支払い口座の手続きをしていました。
保険料未納で一定期間が過ぎると、生命保険が失効してしまうので注意が必要ですね。
健康保険の任意継続
退職届を提出する日は出社した夫ですが、その後も年休で引き続きお休みしていました。
その年休中に、健康保険の任意継続についてのメールが会社のパソコンに届いていたようです。
気付いたのは、退職日でした。
退職届を提出してから1週間後に届いていたようで、このメールが届いてすぐに任意継続の手続きをしていれば、退職時には新しい健康保険証が使えたようです。
新しい健康保険証が届くまでに、3週間ほどかかりました。
それまでの健康保険証は、退職日にハサミを入れて返却することになります。
任意継続中でも、健康保険証がない時に病院に行くと、病院で医療費を全額お支払いしなければいけないんですよね。
任意継続中なので後日手続きすれば差額は戻ってくるのですが、その手続きがちょっと面倒で…。
健康保険を任意継続しようとお考えでしたら、退職届を提出してから1週間ほど後にメールのチェックをされた方が良いかもしれません。
保険証が手元にあると安心感が違います。
普段あまり意識することはありませんでしたが、健康保険って有難いものですね。
企業型DCをiDeCoへ
意外と忘れやすいのが、企業型DCの変更だそうです。
だらに:「企業型DCって、そのままじゃダメなの?」
夫:「『自動移換』って言うのになって、手数料がかかるらしい。」
『自動移換』で調べてみたら企業年金連合会のサイトを見つけたので、リンクを貼っておきますね。
無駄な手数料は、払いたくないですものね。
『退職』 そして⇒ 『再就職』
再就職先が決まらないまま、夫が退職日をむかえました。
だらに:「挨拶だけ済ませたら、すぐに帰ってくるの?」
夫:「いや、送別会をしてくれるって。」
夫が年休に入る前にも送別会をしていただき、会社内の同じ趣味の方々からも送別会をしていただき、年休中の出社時にも送別会をしていただいていたのに…
またまた送別会とは…何度も申し訳ないことです。
そんな気持ちで夫の帰りを待っていたら…
夫:「プレゼントをもらったよ。」
だらに:「またぁ~⁉」
名前入りのボールペンをいただいていました。
普通のボールペンなら前日にお店に行って買うこともできますが、名前入りボールペンだと前もって準備しておかなければいけないですよね。
そんなお手間をかけていただけるくらいに、夫を思っていただいた職場の皆さんには感謝しかありません。
『離職票』を待つ
失業保険の受給手続きには離職票が必要なので(ハローワーク 雇用保険手続きのご案内)、退職日以降は離職票を待つことになります。
離職票は2週間程度で届くそうなのですが、待っている間は長く感じるものですよね。
夫はこの時、面接を受けた2社の結果も待っていました。
失業保険の手続きが先か、再就職が先か⁉
再就職手当なんてものもあると知り、離職票を首を長~くして待っていました。
だらに:「もし両方受かったら、どっちの会社に行きたい?」
夫:「早く結果が来た方に決める。両方受かるって決まってないし…」
『内定』の連絡
面接を受けていた会社のうち1社から、内定の連絡が入りました。
「先に連絡があった会社に決める。」と言っていた通り、夫は『内定』をいただいた会社でお世話になることに…。
内定の連絡をいただいた翌日、離職票が届いたんですよ。
次の仕事が決まったので、失業保険の手続きは必要なくなりました。
任意継続手続き中の健康保険の保険料
夫が内定をいただいたとき、任意継続の手続きをした健康保険の保険証がまだ届いていない状況でした。
だらに:「1度も使わない健康保険の保険料って、払わなきゃダメなの?」
夫:「次の会社の健康保険にまだ加入していないから、払わなきゃいけないみたい。
1日でも空白期間があると、後から国民健康保険から保険料の請求がくるらしいよ。」
だらに:「それは大変。忘れないように、保険料払っとかなきゃ!」
厚生年金の空白期間
健康保険は1日でも空白期間(健康保険に加入していない期間)があると国民健康保険から保険料の支払通知書が届くそうなので、年金の場合はどうなのかと疑問に思い、年金事務所に電話で聞いてみました。
年金事務所の人:「退職翌月中の再就職なら、手続きは不要ですよ。」
国民年金保険料の支払通知書が送られてくると思っていたので、これはこれでびっくりしました。
夫:「手続きはいらないって言われたけど、もしかして未払いになっているかもしれない。次の『ねんきん定期便』で確認してみよう。」
私は年金事務所の人の言葉を『未納にはならない。』と受け取りましたが、年金の場合は未払いでもこちらの受取金額が少なくなるだけなので、『手続きは要らない。』とも解釈できますね。
次の『ねんきん定期便』が待ち遠しいです。
『雇用契約書』で再就職完了
内定の連絡をいただいてから1週間後、夫が雇用契約書にサインをして再就職先が決まりました。
夫の希望通り、『厚生年金・社会保険が完備されていて、自宅から近い場所にある会社』に再就職できました。
今までの仕事とは業種も職種も違いますが、ず~っと昔夫が「こんな仕事も良いかも。」なんて言っていた仕事に就きました。
そして雇用契約書にサインした翌日、もう1社からも採用の連絡がきました。
離職票といい採用通知といい、面白いタイミングで来るものです(笑
再就職…夫の気持ちと、妻の思い。
だらに:「今の職場はどう?」
夫:「拘束時間は前の職場と変わらないけど、ストレスが減った分だけ働きやすいよ。」
どんなに高い知識や素晴らしい技術を持っていても、心身が健康でなければ働くことは難しくなりますよね。
人手不足だと聞くので、健康で働ける状態でいるというのも一種の社会貢献になるのでは⁉…と思っています。
元気なら医療費もかからないし、医療費がかからないのも社会貢献ですよね。
老後の生活は年金だけでは厳しいとか、年金受給額が少なくなるとか、受給年齢がまた引き上げられるとか、年金の話題はこと欠きません。
できるだけ長く働き続けるには、健康第一ですよね。
住民税の納付書が来た!
再就職したので給与天引きになると思っていた住民税の納付書が郵送されてきました。
だらに:「給与天引きじゃないんだ!」
夫:「退職までに転職先が決まってたら給与天引きになるけど、決まってなかったら納付書で払うんだって。」
来年度からは、給与天引きになるようです。
再就職が決まったから、もう驚くこともないと思って油断してました。
慣れない仕事で毎日クタクタで帰ってきますが、最近は夫のため息を聞くこともなくなりましたよ。
最後まで読んでいたたき、ありがとうございました。