兄弟ゲンカが始まると、親も嫌な気持ちになりますよね。
我が家の息子たちは比較的仲良しだったので、
兄弟ゲンカは少ない方だったと思います。
私が子どもの頃は兄弟仲が悪くて、寄ると触るとケンカしていました。
自分の子ども時代の経験から、子育て中に気を付けていたことがあります。
今日は、私が気を付けていたことを3つお話しますね。
オモチャの『取り合い』のとき
下の子が動けるようになると、上の子が遊んでいるおもちゃを使いたがるようになりますよね。
動いているものに興味が行くのか、上の子に興味があるのか分かりませんが、
必ず上の子の使っているオモチャに向かって突き進んでいました。
親としては、他の子と遊ぶ時のことも考えて、上の子に「どうぞ」と言ってほしいと思ってしまいます。
「『どうぞ』って、貸してあげてね~。」なんて言いたくなるのですが、そこをグッとがまんして、
我が家では、上の子に譲らせないようにしていました。
こんな時には下の子に
今はお兄ちゃんが使っているから待っていようね。
使い終わったら、お兄ちゃんは必ず貸してくれるよ。
と声を掛けていました。
私が子供の頃はこんな時、「お姉ちゃんなんだから下の子に貸してあげなさい。」と必ずガマンされられていました。
この『お姉ちゃんなんだから』に納得できないんですよね。
納得できないから不満がたまって下の子にイジワルする。
…で、ケンカになる。
こんなパターンだったとおもいます。
上の子が納得するまで遊んで、
納得してからオモチャを渡すことができれば、ストレスはたまりにくいかなぁ~と(笑
下の子がオモチャを待ってる間は私が相手をして気を紛らわせることもできたので、親が一緒のときにしか使えない手かもしれませんが…
そうやって待っていると、上の子も意外と早くオモチャを譲ってくれていました。
オモチャを譲ってもらったら、大袈裟なくらいに「ありがとう」と言います。
そうすると…
オレはカッコイイお兄ちゃん!
って感じの鼻高々で、おもちゃを貸してくれていました(笑
最近になって、
あれはプレッシャーをかけすぎていたのかなぁ⁉
と思うこともあるのですが…
兄弟仲は良いのだし、考えすぎかも…と思うようにしています。
上の子に『注意』させない。
上の子が成長してくると、上の子が下の子を注意するようになりますよね。
それ、しちゃダメなんだよ!
これ、しなきゃダメなんだよ!
って、親の代わりに注意してくれるのですが…
そんな時には、
次男くんに注意するのはお母さんの仕事だから、長男くんは注意しなくていいよ。
と伝えていました。
弟が怒られないようにと思っているのか、間違ったことが許せないのか分かりませんが…
この行動は兄弟仲を考えるとき、良くはないかなぁ~と思ったんです。
私が子供だった頃は、下の子が間違ったことをしていると私が親から怒られていました。
自分が怒られたくないから、下の子を注意する。
下の子は面白くないですよね。
よくケンカしていました(^^;
結婚後、友人宅に遊びに行ったときのこと…
友人夫婦はどちらも、上にご兄弟がいるご夫婦だったようで、
兄(姉)は自分の意見が絶対正しいと思っていて、自分の意見を押し付けてくる。
って、お話しされていました。
詳しい内容は聞いていないのですが、私の子ども時代同様、上の子に注意させるのはやめた方がいいかなと思う出来事でした。
『呼び方』で立場を明確にする。
『呼び方』については、それぞれのご家庭に合わせて決めていただければ良いと思います。
今回は我が家の場合の話だと、ご理解くださいね。
私は『兄弟』に限らず『夫婦間・親子間』でも、呼び方については気にするようにしています。
私は「夫(名前)くん」「長男(名前)くん」「次男(名前)くん」と、名前で呼びます。
息子たちは夫を「お父さん」と呼んでいますが、私は夫を「お父さん」とは呼びません。
次男は長男を「お兄ちゃん」と呼びますが、私が長男を「お兄ちゃん」と呼ぶことはありません。
私は息子たちに「お母さん」と呼ばれていますが、
夫に「お母さん」とは、呼ばせません(笑
夫は私を名前で呼ぶのは照れくさいようで、名前で呼ばれることもありません(笑
なんて呼ばれているのか記憶にないですが、たぶん「ねぇ」とか「ちょっと」とか呼ばれているんだと思います(^^;
それでも、夫から「お母さん」と呼ばれるよりは良いと思っています(笑
息子たちが小さい頃は、名前で呼びあうのも可愛くて良いかなぁ~と思っていましたが、
兄の面目を保つためには、やっぱり「お兄ちゃん」が必要だと考えました。
もちろん、それぞれのご家庭の考え方がありますので
これが正解という訳ではありませんよ。
ちなみに私のいとこは、お互いの名前で呼びあっていましたがとっても仲良しでした。
きょうの話はそれぞれの家庭環境や、家族の性格で変わってくる話、なのかもしれないですね。