幼稚園では、家庭で忘れがちな季節の行事を毎年してくれるので、私のような細やかさに欠ける母は大変助かります。

日本文化に触れる機会は、大切ですよね。
我が子の通った幼稚園は仏教系の幼稚園でしたので、お釈迦様のお誕生日もお祝いしていましたよ。
おっと、話しがそれるところでした。



節分の豆まきのお話でしたね。
節分からしばらくして異変が
夫の転勤の関係で、上の子とは別の幼稚園に、下の子は入園しました。
上の子は節分の豆まきを怖がったりしなかったので、幼稚園の豆まきが怖いとは思ってもいませんでした。
ある日、急に下の子が言い出しました。



子ども部屋に行くの怖い。一緒に来て。
昨日まで普通に入っていたのに、急に怖がりだして…びっくりしました。
リビングから入り口が見える位置に、子ども部屋があります。
ドアが開いていて、部屋の中も見えていました。



ここで見ててあげるから、行ってみたら?
それでも「嫌だ」と、陰になって見えないところが怖いと言います。
それからは子ども部屋はもちろん、トイレもお風呂も一人で行けません。
一緒にキッチンにいる時には、誰もいないリビングに移動さえできなくなりました。
ダイニングテーブルの後ろ側が怖いんだそうです。
原因は?
急に怖がり始めた原因が、サッパリ分かりません。
幼稚園で同じクラスの子のママに、この事を話してみました。



あぁ、豆まきじゃない?
だいぶ怖いらしいよ。
幼稚園に先生にも聞いてみました。



しばらく怖がる子がいますねぇ~。
そうか、そうなのか、随分経ってから怖がり始めたけど、豆まきが怖かったのか~。
どこに行くにも一緒じゃなきゃ行けないのは大変だけど、豆まきが原因なら、その内落ち着くだろうと思いました。
幼稚園、その後は…?
その内落ち着くと思っていた怖がりは、幼稚園の3年間を過ぎても落ち着かず、小学生になっても続きました。
もちろん怖がりにも波があって、いつも行けない訳ではないのですが、何の前触れもなく怖がりが戻ってきます。
小さい内はそれでもまだ良かったのですが、大きくなると、ちょっとややこしくなってきます。



それがお風呂です。
一人ではお風呂のフタも開けられないのに、小学3年生ころになると、私と一緒にお風呂に入るのを嫌がるようになりました。
その解決策が、母が脱衣所で待つ…なんです。
トイレの時もドアの外で待っているんだから、まぁ同じようなもの?…長さが違いますけどねぇ~(笑
暑い夏も脱衣所で、寒い冬も脱衣所で…まるで忠犬ハチ公ですね。
なにがそんなに怖いの?
あまりにも怖がるので、一度聞いたことがありました。



なにか見えるの?
私には見えないモノが、もしや見えているのでは?と思ったんです。



えぇ~~っ!何が~!?
あまりのビビりっぷりに、こっちがびっくりしました。



あ、いや、何が怖いの?
泥棒が居そうで怖いの?
ユーレイが居そうで怖いの?
しどろもどろで、ごまかします。
「どっちかが、居そうで怖いの。」



そりゃ、怖いね。
怖いという感情に、打つ手ナシです。
もしや今でも?
中学生になってからは、「付いて来て」はなくなりました。
でも先日、私は聞いてしまいました。
下の子と一緒に出掛けて、帰ってきたら、家には誰も居ませんでした。
私より先に、家の中に入った下の子が、「あ~、ただいま~。あ~、帰ったよ~。あ~、ピーナッツ~。」と言っているのを…(笑



ピーナッツ?
「三つ子の魂、百まで」と言いますよね。
もしや、まだ…怖いのかも…!?


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