サンマが出回る時期になりました。

頭付きのサンマ、スーパーで店員さんに声をかけられなくて、頭もワタもついたまま買っちゃった。
次男が一人暮らしを始めたら、きっと遭遇するであろう事態です。
サンマが大好きな次男が、サンマを食べたくなった時のための、サンマのワタの処理から魚焼きグリルの片づけまでを伝えたいと思います。



写真もあるから、一人で出来るよ。
秋の味覚!生サンマ。
庶民の味方だったサンマも、この頃は、それなりのお値段になってしまいましたね。
値札をみて、一瞬、手が止まります。



それでも秋には、サンマが食べたい。
新鮮なサンマなら、ワタも食べることが出来ます。
頭もワタもついたまま焼いて、大丈夫。
サンマのワタは大人の味。
だけど、ワタがついていると嫌な人もいるでしょう。
頭がついていると魚焼きグリルから頭やしっぽがはみ出すこともありますし、ワタの処理を知っていて損はありませんよ。



サンマのワタは、簡単に処理できます。
サンマの処理をする前に、魚焼きグリルの準備から始めましょうね。
魚焼きグリルの準備
大抵の魚はフライパンで焼けるけど、油の多いサンマは魚焼きグリルで焼いて油を落としたいんですよね。



炭火焼なんてできたら最高だけど、それはハードルが高すぎる(笑





魚焼きグリルの掃除が大変そう。



ちょっとひと手間で、魚焼きグリルの後片付けが楽になるよ。
受け皿にアルミホイルを敷く。





サンマの油が落ちて焼け付いてしまったら、洗ってもなかなか落ちないから、受け皿にアルミホイルを敷いてね。
この写真のアルミホイルはちょっと短すぎたから、もう少し長めが良いかも。





網に、酢を塗ります。
『油』を塗っても大丈夫。
個人的には、酢の方が焦げ付きが少ない気がしています。
これで、魚焼きグリルの準備は終わりです。
サンマの処理。



新鮮なサンマが手に入ったら、ワタも一緒に焼いて食べられますよ。
食べるときにワタがジャマだと思う方は、ワタの処理をしてもいいですね。



サンマって、簡単にワタの処理ができますよ。


牛乳パックをまな板代わりにすると、洗い物が減りますね。
赤いラインに包丁で切り込みを入れます。



頭側は、背びれ側から包丁を入れて、背骨が切れたら手を止めます。
頭を切り落としてしまったら、ワタが取れにくくなるので、気を付けてくださいね。
シッポ側は肛門の1㎝くらい前に切り込みを入れます。
2か所に切り込みが入ったら、頭と身を持って、ワタを切らないように、
そ~っと、ワタを引き抜いていきます。



サンマってワタが、頭から肛門まで真っ直ぐにつながっているから、スッキリ抜くことができますよ。
途中でワタが切れてしまったら、サンマのお腹をモミモミして、肛門側から水で流したら、スルッと出てくると思います。
頭側から水を流して、肛門前の切り込みからスムーズに水が出たらワタが取り出せたと思って大丈夫です。
ワタが抜けたら、全体を洗って焼いてください。
(ワタが残っていても問題ありませんよ。そのまま焼いて大丈夫です。)



よく焼いて食べましょう。
魚焼きグリルを洗う。



サンマを食べ終わったら、魚焼きグリルを洗いましょう。


受け皿のアルミホイルには、サンマから落ちた油が入っています。



こぼさないように、はずして捨ててくださいね。
アルミホイルを外したら、汚れに食器用洗剤をつけてラップでおおいます。
網はラップで巻いてしまいます。



長めに出したラップの上に網を置いて、食器用洗剤をかけてからラップでくるむといいですよ。
この状態で1時間ほど置いておけば、汚れが取れやすくなっています。
ラップの上から汚れに触ってみて、軽く落ちるようなら、ラップで汚れをこそげ取りながらラップを外してください。
落ちにくいようなら、もうしばらく待ってみて、汚れ落ちを確認してね。



ラップを外したら、スポンジで洗って乾燥させてくださいね。
サンマを焼く前のひと手間で、後片付けがラクになるから試してみてね。