息子が週末に夕食を作ってくれるようになって、2ヶ月が経とうとしています。
息子が3回目に夕食を作ってくれた時、食事のたびに「おいしい」と言ってもらえるようになったかも…と思う出来事がありました。
…あの時、どう言えば良かったのか…
夕食の時、我が家のようなやりとりがあったなら、あなたはどういう言葉をかけますか?
「おいしい」と言ってもらえない。
息子が1~2回目に夕食を作った時には、夕食作りの話題で、食事中に盛り上がりました。
だけど、3回目に息子が夕食を作った時には、いつも通り黙々と食事をしてしまいました。
家族も私も、息子が夕食を作る事に、慣れてしまったんでしょうね。
その時の息子は、物言いたげな、不安そうな顔をしていました。
私は、そんな息子に気が付いて、声をかけました。
大丈夫だよ。
何も言われないのは、おいしいからだよ。
息子は納得した顔をして、食事を始めました。
「おいしいよ。」と言っていれば…
あの時、「『おいしい』って言ってもらえないと寂しいよね。」と、言いかけてやめました。
いつも「おいしい」と言わない家族を責めているように聞こえるかしら?と思ったからです。
「おいしい」って言われないと寂しいと気付いた息子が、「おいしい」と言うようになるかしら…と思ったりもしました。
だけど、息子から「おいしい」と言われることは、それからもありません。
私の言葉に納得していましたから、当然かもしれませんね。
「すごくおいしいよ。
夕食を作ってくれて、ありがとうね。」
あの時、私がこう言っていれば今頃は、毎日の食事のたびに「おいしいよ。」と言われていたかもしれないですね。
期待してはいけなかった。
よくよく考えれば、あの時には私も「おいしいよ。」とは言っていなかったんですよね。
自分のことを棚に上げて、息子が「おいしいって言わない」なんて図々しいですね。
相手に期待する前に、「まず自分から~」を意識しなければいけなかったなぁ~と思いました。
この失敗を挽回するチャンスが、また来るといいなぁ~と思っています。
息子が結婚したときに「おいしい」と言るえ夫になれるように、息子が結婚するまでに、今回のこの失敗は是非とも挽回しなければ~(涙
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